2021.06.14
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梅雨時に咲く植物談義で盛り上がり 俳句の会
今日の俳句の会には10の句が寄せられました。その中には7つの草花が詠われていました。
昨日まで関東地方は梅雨入りしていませんでしたが、今朝やっと平年より1週間ほど遅れての梅雨入り宣言がなされていたようです。梅雨時に咲く草花を題材に俳句を作られました。ベコニア・紫陽花・伽羅ぶき・十薬(どくだみ)・花みずき・半夏生・若葉などなどが歌われた句です。
伽羅蕗の句をよまれた方は、ご自分の家の庭に咲いていたものを何度もあく抜きをして佃煮にした事を楽しそうにお話しされていました。又、子供の頃に十薬(ドクダミのこと)やゲンノショウコなどを採って乾燥させて業者に売ってお小遣いにしていた事などを話されました。俳句を楽しむより、植物の余談で大盛り上がりの俳句の会でした。
職員の井上は、話に出てきた植物の画像をスマホで検索して皆さんに見ていただいていました。特に半夏生は画像で見て感動していたようです。
今日の10句の中から抜粋
■紫陽花や ひと雨ごとに 色濃くて(坂田)
■伽羅蕗や 煮つめし味に 舌鼓(鳥越)
■十薬や 今を盛りと 其処此処に(鳥越)
■花みずき アメリカより はるばると(山本)
■わが庭の 女王様や 半夏生(高橋)
■夏至の日に 夕暮れ長く 母思う(米野)